覇狼
復讐の猫
「帰り、倉庫行くぞ」
『あ、待ったー。私はパスねん』
「なんでだよ。」
『今日は乗り込むんですぅ。お金置いてくるついでにね〜』
「あ………………ね、ねーちゃん…」
『ん〜?』
「俺も………一緒に行く」
おぉ。心強いのぉ。
『葉月、今どこに住んでんの?』
「倉庫」
『一緒に住む?笑』
「え?」
『おねーちゃん、一人でさみしいある』
一緒に住んでれば、今までの時間も埋められる。
「葉月、よかったじゃねぇか。」
「で、でも…………」
『家族なんだから、遠慮せんで〜』
「家族……」
『みんなにはお引っ越しの手伝いしてもらおーかのぉ笑』
「どこのババァだよ」
『ぬーん』