覇狼
「い、行くか////」
「俺達のね、聞き方が悪いんだよ………」
「はぁ………」
疲れてるね〜?
ま、いいや。
行きましょ行きましょ
ガチャッ
『お邪魔しまーす』
人の気配アリ
このまま居留守を決め込むつもりだろうか。
無理だろうけど。
リビングに入ると、ソファに座る男女。
しくじった………男までいるとは…
「何勝手に入ってきてんの?」
『住人が上げてくれたんだから上がるでしょ。』
この人は頭がおかしいの?
「はぁ?」
「なんだこの美女」
「あー、親戚?だっけ?」
『さぁ?』
「あら?葉月じゃないの。帰ってきてたのね」
「ヒッ……」
『葉月?大丈夫大丈夫。おれんくん、頼んだよ』
「りょーかーい」