覇狼


『春樹〜何食べたいー?』


「んー…………は、ハンバーグ///」


おや?

照れてる?笑



『私もね〜ハンバーグすき!!』


「おぅ!」


元気になった。


駐車場のバイクのとこまで行くと、当たり前のように私を抱き上げてバイクに乗せる春樹。


『んもぅ……自分で乗れるってばっ!』


「いーじゃねぇか、別に」


『む…………まあ、いっか………』


「ほら、ちゃんと捕まれ」


『はぁい』




いやー、がっしりしてるね、男の子って


いいなぁ、私も男に生まれたかった………



考え事をしながら、グリグリと頭を背中に押し付けると春樹が吹き出した。


『???』



「な、んでも、ねぇーwww」



何なんだこの人。



何考えてるのよ。



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