覇狼
「おかえりなさい若」
若………響きがカッコイイな…………
「後ろの方は………」
あれ?
「え…………くぅ?」
『やすく〜ん!!!』
髪の毛の色が変わっちゃって!!
「ちょ、ま、うぇ!?おっおやじぃぃぃ!!!!!」
叫びながら屋敷に入っていった。
元気だなぁ、相変わらず。
春「お前…ほんとに知り合いだったんだな……」
なぁによぅ〜
疑ってたのかクソガキ!
春「あ?誰がクソガキだと?」
『うにゃっ!ごめんなさぁーい』
ズカズカと入ってく春樹を慌てて追いかける。
「うわー!くぅだー!」
「くぅ〜久しぶり〜」
「また相手しろよ〜」
『久しぶり〜。麻雀はしばらくやってないなぁ……楽しみにしとくねぇ』
廊下ですれ違う度に声をかけられて、その全てに答える。
春樹がびっくりした顔してた。