闘争少女【後編】完




『…………クリスマスか』




そう私は呟いた



中3の頃、冬休みに入っていた当時…
親に頼まれ予約していたクリスマスケーキを
取りに行きその帰り道のこと





『輩に絡まれたんだっけ……』





この時、一つ上の高校生の不良グループを
1人で倒した私は一躍また有名になっていた





そんな不良高グループを倒したと
聞きつけた別の不良高のグループがこの日
私に喧嘩をふっかけてきたのだ






『ほんと私は
全てに置いてたいみが悪い…(苦笑)』






クリスマスとゆう一大イベントの日に
しかもケーキを取りに行った帰り道だなんて


ほんと運が悪かった





結果……私が勝ったんだけど…………






その年のクリスマスケーキは食べれなかった






喧嘩が終わって気づくと
持っていたはずのケーキが手にはなく
どうしてそんなところに?!とゆうところに
グチャグチャのケーキが散乱していたのだ






家に帰るなり事情を説明した私は
親に呆れられたのは今でも鮮明に覚えてる






『親不孝な娘だったな…まぁ今でもだけど』








昔のことを思い出した私の脳に
現実を蘇らせ、再び浴室へと足を向かわせた









明日から冬休み……



何も起こらなければいいのだが…とそう願うばかりだ



そう思いながらこの日を終えた


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