闘争少女【後編】完
そろそろ寝ようとなったとき
シロはイスズに
「お前はベッドな、俺はソファで…っ」
と、言ったものの
『ダメ!だったら私がソファで寝る!』
と言い出し
案の定シロの予感は的中し
どっちがベッドで寝るかソファなのかと
言い合いになり
「はぁ……わかった
じゃあこれでいいだろっ!!!」
『にゃっ!?』
「お前は猫かって!」
『う〜〜るさいっ!
離せっ!この馬鹿!くそ!んん〜!』
「やーだ
こーもしてねーとお前寝ないし…
そんじゃおやすみー」
『は?!ちょっと…ほんとに待っ…
嘘……ほんとに寝たの?(固)』
一生このやり取りが続きそうだと
思ったシロは黙らせる為にイスズを
抱きしめそのままベッドへと倒れ込んだ
状況が全ったくわからないイスズは
もうパニックでシロの腕の中で暴れだす
だがシロはそんなのお構いなしに
先に眠りに入ったのだった
「zzz……」
『( ほんとに寝てる…;)』
イスズは暴れることなく
今の状況を冷静に考えはじめた
『( はぁ〜…なんかもういいや疲れた )』
そう考えた結果こうゆう結論になり
イスズもシロの後を追うように眠りに入った