闘争少女【後編】完
そんな会長室の中では
大きなシックな色をした
3人掛けのソファーに寝そべりながら
目を閉じているカロクの姿があった
カロクには外の3人の話が聞こえていた
その話が終わると
ゆっくりと閉じていた目を開ける
「もうすぐ…終わる
この学校も、俺も……あと少し……」
3人には決して聞こえない
微かな声でそう独り言を呟いた
そして再び目を閉じ眠りについたのだった
カロクが言葉にしたその意味とは…?
いよいよクライマックス
イスズと生徒会四天王へのテッペン潰しが始まる