闘争少女【後編】完
42#その少女、想起
シキ side___
去年の10月頃、俺はオレスカ高の屋上にいた
これまでの俺は
中学は学校にはほとんど行かず
遊び呆けて、この時から女の子達とも
沢山遊んだりしていろいろ経験済み
後は、ただ単に
喧嘩売られたら買っては俺が勝って
地元じゃ名の知れた有名人になってた
そして俺はこの学校にきた………
「………………」
相変わらず喧嘩も女も死ぬほどして
学校つっても行っても行かなくてもいい
この学校で少し退屈していたんだ……
だからあてもなく屋上に来てみた
ここが”立ち入り禁止”だと知っていながら
「おい、そこで何してる」
すると、1人の男に声をかけられた
これが【サドさん】との出会いだ……
「2年鬼の幹部…サド」
「俺の名前知ってくれてるみたいだな」
「そりゃ、ここに居たら
聞きたくなくても
毎日話題になるくらいですからね〜」
「ほぉ〜じゃあ今お前が居るここが
生徒会以外立ち入り禁止と
わかっていながらここに来た、と?」
「そうだけど……それが何か?」
「……1年の名前はシキ。
喧嘩と女だけは手早い名の知れた有名人」
そんなサドさんは俺について口を開いた…
去年の10月頃、俺はオレスカ高の屋上にいた
これまでの俺は
中学は学校にはほとんど行かず
遊び呆けて、この時から女の子達とも
沢山遊んだりしていろいろ経験済み
後は、ただ単に
喧嘩売られたら買っては俺が勝って
地元じゃ名の知れた有名人になってた
そして俺はこの学校にきた………
「………………」
相変わらず喧嘩も女も死ぬほどして
学校つっても行っても行かなくてもいい
この学校で少し退屈していたんだ……
だからあてもなく屋上に来てみた
ここが”立ち入り禁止”だと知っていながら
「おい、そこで何してる」
すると、1人の男に声をかけられた
これが【サドさん】との出会いだ……
「2年鬼の幹部…サド」
「俺の名前知ってくれてるみたいだな」
「そりゃ、ここに居たら
聞きたくなくても
毎日話題になるくらいですからね〜」
「ほぉ〜じゃあ今お前が居るここが
生徒会以外立ち入り禁止と
わかっていながらここに来た、と?」
「そうだけど……それが何か?」
「……1年の名前はシキ。
喧嘩と女だけは手早い名の知れた有名人」
そんなサドさんは俺について口を開いた…