闘争少女【後編】完
ドン!_ドン!ドン!ドン!
「「「「………………;汗」」」」
『お待たせしました、ごゆっくり』
「(笑)」
『(怒)』
クレープのクリームや具材が乗ったお皿が
テーブルに強く置かれ、少し飛び跳ねる……
ドリンクも同様に
テーブルが汚れていく……
「あ、あのさ…
お、俺たち普通に遊びにきただけであって
別にイスズを茶化しにっ…
来た訳じゃねーから!!!;汗」
『……………………』
「そうそう…なっ!お前ら!なっ?」
「うんうん」
「(コックリコックリ)」
アカツキはイスズへ弁解をする
それに釣られバルが他の2人にも同意を求める
『そんなのどーでもいい
サッサと食ったら出ていけ………』
「ひっ……;(涙)」
「( 怖ぇ〜……; )」
「「( 完全にキレてる……; )」」
イスズはそれだけを言い残しその場を離れた
「も〜…別にいいじゃない
ただの照れ隠しでしょ、イスズ」
『………ぅっ』
キッチンへと入るカーテンロールを
手で除けて顔だけ出していたリノが言う
そうイスズは
普段の自分じゃない格好を見られ
ただただ恥ずかしくて照れ隠しをしていただけ
本当に怒っている訳ではなかった……
「後でちゃんと謝らないと…」
『そんなことっ!……』
「あれ〜…
いつもは悪い奴には謝らせるように
立ち向かって行く人はどこの誰かな〜?」
『…………っ、わかった謝る』
「よしよし(笑)」
イスズの扱い方をモノにしているリノ
そんな学園祭も残り2時間ほどで終わりを迎えようとしている
何事も起こらず
このまま後夜祭へ平穏に終われると
誰もが思っていた時だった
””キャーーーーーーー!!!””
””うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!””
この教室から
ハッキリと聞こえた悲鳴と唸り声…
一体、何があったとゆうのだろうか……