闘争少女【後編】完
オレスカ高の屋上__
肌を刺激する寒さの中
2人の男が向き合うように立っていた
「次は俺の出番だな、サド…」
「あぁ、悪いな……」
「何言ってんだよ
ここに居られんのはみんな
お前のおかげだって思ってんだ。
なぁ、わかってんだろ?
シキもルスもお前の為に、生徒会の為に
闘ってくれたこと……」
「……っ……まぁな」
明日の方向に顔を向け
少し切なげに返事をするサド
その様子を見るソラル
「覚えてるか?
お前が俺に言ったこと……」
「……………」
「2人でタイマン張って俺が負けて…
その時にお前が俺に
【お前は強い。
だから今の生徒会にお前が必要だ】って
常に一匹狼だった俺に
こんな景色を見せてくれて
連れてきてくれたこと感謝してるんだよ」
「なんだよ、いきなり(笑)」
少し照れ笑いをするサド
その反対にソラルは
とても真剣な表情を浮かべる
「だから…心配なんて要らねーよ
俺が全部、全部…終わりにしてやる」
そんなソラルの
瞳には青白く冷酷な色をしていた
まるで、氷のように冷たく………
肌を刺激する寒さの中
2人の男が向き合うように立っていた
「次は俺の出番だな、サド…」
「あぁ、悪いな……」
「何言ってんだよ
ここに居られんのはみんな
お前のおかげだって思ってんだ。
なぁ、わかってんだろ?
シキもルスもお前の為に、生徒会の為に
闘ってくれたこと……」
「……っ……まぁな」
明日の方向に顔を向け
少し切なげに返事をするサド
その様子を見るソラル
「覚えてるか?
お前が俺に言ったこと……」
「……………」
「2人でタイマン張って俺が負けて…
その時にお前が俺に
【お前は強い。
だから今の生徒会にお前が必要だ】って
常に一匹狼だった俺に
こんな景色を見せてくれて
連れてきてくれたこと感謝してるんだよ」
「なんだよ、いきなり(笑)」
少し照れ笑いをするサド
その反対にソラルは
とても真剣な表情を浮かべる
「だから…心配なんて要らねーよ
俺が全部、全部…終わりにしてやる」
そんなソラルの
瞳には青白く冷酷な色をしていた
まるで、氷のように冷たく………