闘争少女【後編】完
47#その少女、懐旧
ソラルを倒した数日……後
イスズはどこか心に穴が空いたような
晴れない気持ちをかかえ
自身のベットに仰向けになって天井を見つめていた
『…………………』
バッ__!
するとイスズは何かを思いついたのか
すぐさま起き上がり、スマホを手にした
プルルルル__プツ
『あ!、シ…ロ………』
繋がったと思った音に
思わずその人物の名を呼んでいた
だが、繋がることはなく
一方的に切られてしまった形になった
『ど、うして………;』
電話を切ったシロの態度に対し
イスズは信じられない表情を浮かばせた