闘争少女【後編】完
おまけ

シロ、アカツキside__





「おい、大丈夫かツキ……」

「っ…ぐ……っり…」

「あぁ?」

「む、り……」

「(笑)……ほら手貸せ」




マルボロに突き飛ばされ
机や椅子の下敷きになっていたアカツキ


シロはツキの手を握りしめ起き上がらせる




教室の向こう( 廊下 )には
イスズとマルボロの闘いがはじまっていた




「んで、イスズが闘ってんだよ…
あいつバルとの……っ…」


「俺がヤレって言った」


「はぁ!?」






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「後は頼む…バルは…あいつら
(シャノ、ウォーカー)が
なんとかしてくれてるだろ、わかったな?」

『シロ……』





そう言ったシロは
イスズの顔に自身の顔を近づけ耳打ちする




”「俺がアイツを引きつける…
そして…お前が倒せ、俺はその間にツキの様子を見る…俺はお前が勝つことを信じる

バルの分まで、お前がアイツを倒せ」”




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






「それで後は頼むって言ったのかよ…」

「まぁ…
イスズならアイツを倒せないことはないって
思ったからな、、、」

「はぁ……バル大丈夫だろうな」

「これが終わったら即病院だな」

「だな…」










イスズとマルボロが戦いの真っ最中のなか
教室でこんな会話をされているとも知らず…




END
< 35 / 315 >

この作品をシェア

pagetop