闘争少女【後編】完
おまけ⑵
「おーい!バル見舞いに来てやったぞー」
ガラガラ____
ここはとある病院の個室部屋、中には
バルがベットから起き上がり雑誌を読んでいた
「おー!さんきゅー」
「なんだ、誰も来てねーのか?」
「そんなことゆうなよ
ここ、学校じゃねーんだぞ……」
「へいへい」
ガラガラ___そしてまた病室の扉が開く
『…………………』
「おかえり、イスズ…悪りぃな」
そこにはイスズの姿があった
頭にはグルグルに包帯が巻かれ、右腕、両膝にも包帯が巻かれている
「イスズじゃん、お前ももう大丈夫なのか?」
『うん…平気……
あの時は、本当にごめん。
私が行ってれば二人共、怪我なんてしないで
済んだはずなのに……』
「んなこといいんだよ!」
『バル…本当、っごめん』
「(笑)もう散々聞いたってそれ…
ツキも言ってるように
全然なんとも思ってねーし
まぁ、俺もこーして生きてるわけだし
自分だけ責めるのはやめろ、な?」
「いや〜にしても最初ほんと
もう死んだかと思っちまったよ!!
でもまぁー不幸中の幸いだったよな」
そうバルはあの時
マルボロに三階から窓を割って落ちた
誰もがあの階から落ちたら命はないと思っていたが、バルは生きている
なんとバルが落ちた所は
ちょうど新しく入れ換えられた芝生の上で
とても柔らかかったのだ
だから通常のダメージより弱く
身体の打撲と左腕の骨折だけで済んだ
一応脳のTC検査も
受けたらしいが異常はなかった……
「あと二週間したら退院できるって
その間に個室から移動になるみたいだけどな」
「まぁまぁ毎日ってほど
会いにきてやっから心配すんな!な?」
「お前の顔は見飽きたよ」
「あぁ?お前が毎日、暇暇って
連絡よこすから来てやってんだろーが!」
「はいはい、アリガトウゴザイマス」
「それぜってー心こもってねーだろ」
このやりとりを隣で
黙って聞いていたイスズであった……
『( なんだかんだ仲良しでなにより… )』
END
「おーい!バル見舞いに来てやったぞー」
ガラガラ____
ここはとある病院の個室部屋、中には
バルがベットから起き上がり雑誌を読んでいた
「おー!さんきゅー」
「なんだ、誰も来てねーのか?」
「そんなことゆうなよ
ここ、学校じゃねーんだぞ……」
「へいへい」
ガラガラ___そしてまた病室の扉が開く
『…………………』
「おかえり、イスズ…悪りぃな」
そこにはイスズの姿があった
頭にはグルグルに包帯が巻かれ、右腕、両膝にも包帯が巻かれている
「イスズじゃん、お前ももう大丈夫なのか?」
『うん…平気……
あの時は、本当にごめん。
私が行ってれば二人共、怪我なんてしないで
済んだはずなのに……』
「んなこといいんだよ!」
『バル…本当、っごめん』
「(笑)もう散々聞いたってそれ…
ツキも言ってるように
全然なんとも思ってねーし
まぁ、俺もこーして生きてるわけだし
自分だけ責めるのはやめろ、な?」
「いや〜にしても最初ほんと
もう死んだかと思っちまったよ!!
でもまぁー不幸中の幸いだったよな」
そうバルはあの時
マルボロに三階から窓を割って落ちた
誰もがあの階から落ちたら命はないと思っていたが、バルは生きている
なんとバルが落ちた所は
ちょうど新しく入れ換えられた芝生の上で
とても柔らかかったのだ
だから通常のダメージより弱く
身体の打撲と左腕の骨折だけで済んだ
一応脳のTC検査も
受けたらしいが異常はなかった……
「あと二週間したら退院できるって
その間に個室から移動になるみたいだけどな」
「まぁまぁ毎日ってほど
会いにきてやっから心配すんな!な?」
「お前の顔は見飽きたよ」
「あぁ?お前が毎日、暇暇って
連絡よこすから来てやってんだろーが!」
「はいはい、アリガトウゴザイマス」
「それぜってー心こもってねーだろ」
このやりとりを隣で
黙って聞いていたイスズであった……
『( なんだかんだ仲良しでなにより… )』
END