無口な彼の、ヒミツと本心


芹沢くんは、いつもとかわらない表情で

私は自分が何が言いたいのかわからなくて、息を荒くして芹沢くんと肩を並べてあるく




「てっ、定食は芹沢くんのっ、おっ、おごりね!」


「なんでだよ」


ふっ、と芹沢くんが表情を崩して笑った





笑った、


芹沢くんが。


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