恋愛ケータイ小説倶楽部
私は他の人よりも、


先生と共通の秘密があって。


自分のことを少しは特別に思ってくれてるんじゃないかって。


正直言って、浮かれていた。


だからこんなチンケな私の恋物語の中で


好きな人に好きな人がいる設定なんて


思いつきもしなかった。


胸がチクチク………


ざわつくような感覚


それに背中が妙にむず痒い


胸さわぎって


こういうことを言うの?






第七章 胸さわぎの放課後 -完-

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