恋愛ケータイ小説倶楽部
「……え?」


そう言って真剣な……まるで私の心を撃ち抜くような強い眼差し。


こんなの……


ドキドキするに決まってんじゃん!


「あ、違ったかARISA先生か」


そう言って先生は「ははは」とちょっとふざけてる。


「どう?ドキドキした?」


「いや、しませんし!!」


と強気で答えた私は耳まで真っ赤っかになっていた。


本当はありえないくらいドキドキしてた。


なんで?どうして?素直になれないんだろう。

< 115 / 217 >

この作品をシェア

pagetop