恋愛ケータイ小説倶楽部
ちょうどその時、満員の電車はカーブにさしかったようで揺れ、私の体は大きくグラついた。
すると人ごみに呑まれる私の腕を長谷川くんがギュッと掴む。
そして、私を壁際に立たせると、周りの人から守るようにして隣に立ってくれた。
「……ありがとう」
私よりはるかに高めの身長の長谷川くんに少し上目遣いになりながらお礼を言えば、長谷川くんはそれを余裕のある笑顔で受け止めた。
その笑顔に心が和む。
こういうことを嫌味なくサラッとする長谷川くん。
やっぱり王子様だなって思う。
長谷川くんは一体どんな子を好きになるんだろう。
すると人ごみに呑まれる私の腕を長谷川くんがギュッと掴む。
そして、私を壁際に立たせると、周りの人から守るようにして隣に立ってくれた。
「……ありがとう」
私よりはるかに高めの身長の長谷川くんに少し上目遣いになりながらお礼を言えば、長谷川くんはそれを余裕のある笑顔で受け止めた。
その笑顔に心が和む。
こういうことを嫌味なくサラッとする長谷川くん。
やっぱり王子様だなって思う。
長谷川くんは一体どんな子を好きになるんだろう。