恋愛ケータイ小説倶楽部
先生は口では「うれしい」なんて言葉を言っていたけれど。


この気持ちが先生にとって喜ばしいものではないのは確かで。


ということは。


私は先生のことを好きなのをやめなければいけないわけで……



実らなかった恋が終わった後に


人はどうやって次の恋を始めるんだろう。


私にとっては


これが初めての恋だったから


新しい恋の始め方なんて


ーーー分からない。









第十章 今夜夜景の見える丘で -完-

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