恋愛ケータイ小説倶楽部
……っていかんいかん。


私は変な妄想の雲を追いやるべく、頭をブンブンと横にふった。


私の最近の悪い癖。


それは日常生活の中で何か変わったことがあると、小説のネタになるんじゃないかと考えてしまうことだ。


でも……


私はまた左横を一瞥する。


長谷川くんって見た目からしてやっぱりかっこいいな。


女子がキャーキャー騒いでいるのも納得できる。


「椎名」



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