恋愛ケータイ小説倶楽部
隣になれた私はラッキーなんだろうな。


「椎名」


でも、こんなにモテるのになんで彼女作んないんだろ。

女の子なんて選り取り見取りなはずなのに。

誰か好きな人でもいるのか「……椎名」


「……へ?」


気がつくと私の目の前には大川先生が立ちはだかっていた。


「で、ここでの主人公の心情を椎名なりの見解で答えてもらおうか?」


先生が笑っている。

不気味な笑顔で笑っている。


「はははははは」


神様、お願い。


早くチャイムを鳴らしてください!!





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