朔旦冬至 さくたんとうじ ~恋愛日和~
朔の部屋には,
朔の大きな体に合った,
広いベッドがあった。
その上に,
それはそれは丁寧に
まるで宝石を扱うかのように
そっと陽和を降ろした。
「さ…朔ちゃん…」
「陽和…」
「あの…あの…
わ…私…」
陽和が震える手を伸ばすと
朔はその手をギュッと
握りしめる。
「こわ…い…?」
朔にそう聞かれて,
陽和は…思った。
怖くは…ない…。
だって…朔ちゃん…
だから…
陽和はゆっくり首を振る。
「でも…あの…
は…はじめて…」
陽和が戸惑いながらそういうと
それを遮るように
朔が続ける。
「それは…お互い…様…
だから…
あの…うーん…俺も…
その辺り…
うまくできるか
自信はなくて…でも…」
朔は恥ずかしそうに
そういいながら,
陽和の髪をなでる。
「もう…そんなこと
どうでもいいくらいに…
陽和が…欲しいんだ」
不器用な朔の
ストレートなその言葉に
陽和は安心したように
微笑んで…
朔はその表情を見て
安心したように
寝室の明かりを消した。
カーテンの隙間から
月光が射す。
ちょうどこの時間,
満月を少し過ぎた月が
真上に上っていた。
その優しい光が
部屋の中に満ちる。
少しずつ目が慣れてくると
お互いの表情が分かる。
朔はそっと陽和の後ろから座り,
さっきと同じように背後から
ギュッと抱きしめた。
「陽和…」
「さく…ちゃ…ん…」
朔は優しく優しく
また,首筋にキスをする。
そのうち,抱きしめていた
手を…そっと陽和の
体に伸ばす。
初めて触れられる感覚に
陽和は戸惑いながらも…
どこか…温かい…
幸せを感じていた。
朔はそっと陽和の体を
横たわらせ,
キスを続ける。
陽和の白い肌が
月光に照らされて輝く。
それが朔の気持ちを
ますます高ぶらせる。
「陽和…
…きれいだ…」
「さく…ちゃん…」
朔は…優しく優しく
陽和の体を愛でながら…
二人ははじめて
体を重ねた。
朔の大きな体に合った,
広いベッドがあった。
その上に,
それはそれは丁寧に
まるで宝石を扱うかのように
そっと陽和を降ろした。
「さ…朔ちゃん…」
「陽和…」
「あの…あの…
わ…私…」
陽和が震える手を伸ばすと
朔はその手をギュッと
握りしめる。
「こわ…い…?」
朔にそう聞かれて,
陽和は…思った。
怖くは…ない…。
だって…朔ちゃん…
だから…
陽和はゆっくり首を振る。
「でも…あの…
は…はじめて…」
陽和が戸惑いながらそういうと
それを遮るように
朔が続ける。
「それは…お互い…様…
だから…
あの…うーん…俺も…
その辺り…
うまくできるか
自信はなくて…でも…」
朔は恥ずかしそうに
そういいながら,
陽和の髪をなでる。
「もう…そんなこと
どうでもいいくらいに…
陽和が…欲しいんだ」
不器用な朔の
ストレートなその言葉に
陽和は安心したように
微笑んで…
朔はその表情を見て
安心したように
寝室の明かりを消した。
カーテンの隙間から
月光が射す。
ちょうどこの時間,
満月を少し過ぎた月が
真上に上っていた。
その優しい光が
部屋の中に満ちる。
少しずつ目が慣れてくると
お互いの表情が分かる。
朔はそっと陽和の後ろから座り,
さっきと同じように背後から
ギュッと抱きしめた。
「陽和…」
「さく…ちゃ…ん…」
朔は優しく優しく
また,首筋にキスをする。
そのうち,抱きしめていた
手を…そっと陽和の
体に伸ばす。
初めて触れられる感覚に
陽和は戸惑いながらも…
どこか…温かい…
幸せを感じていた。
朔はそっと陽和の体を
横たわらせ,
キスを続ける。
陽和の白い肌が
月光に照らされて輝く。
それが朔の気持ちを
ますます高ぶらせる。
「陽和…
…きれいだ…」
「さく…ちゃん…」
朔は…優しく優しく
陽和の体を愛でながら…
二人ははじめて
体を重ねた。