朔旦冬至 さくたんとうじ ~恋愛日和~
「由宇!!
大丈夫か!!!?」
「朔ちゃん!」
朔は走ってきたのか
息を切らしながら
由宇のところに駆け寄った。
「朔ちゃん・・・
・・心配かけて
ごめんなさい。」
そういいながら
・・・やっぱり
朔の顔を見て安心したのか,
由宇は泣き始めた。
「ああ,高比良さん。
すみません。
実は・・・。」
古川先生は,事情を伝え
朔は苦笑いしていた。
「由宇くんらしい・・・
ですよね。」
「あはは,確かに。
とりあえず,
病院には行っておきます。
お世話になりました。
ご心配おかけしました。
よし,由宇,行こう。」
そういって,朔は
由宇をひょいっと抱えた。
「あ,さくちゃん,
ひよりせんせいが
みてくれたの。」
「え?あ・・。」
朔は由宇のことに
夢中で,陽和が近くに
いたことに気が付いて
いなかった。
「あ・・・
あ・・えっと,
本当にありがとうございました!
陽和先生!」
「あ・・は・・・
は・・・い・・
あの・・
お・・だいじに・・・。」
陽和は久しぶりに朔と
交わした言葉に
顔を真っ赤にしていた。
「じゃあ,失礼します!」
そういって・・・
朔は由宇を抱えて,
病院へ急いだ。
「ありがとうございました。
まあ,大丈夫だとは思うけど
よかったわ。」
古川先生はそういって
陽和に頭を下げた。
「あ・・いえ・・・。」
陽和は呆然としつつ
職務に戻った。
大丈夫か!!!?」
「朔ちゃん!」
朔は走ってきたのか
息を切らしながら
由宇のところに駆け寄った。
「朔ちゃん・・・
・・心配かけて
ごめんなさい。」
そういいながら
・・・やっぱり
朔の顔を見て安心したのか,
由宇は泣き始めた。
「ああ,高比良さん。
すみません。
実は・・・。」
古川先生は,事情を伝え
朔は苦笑いしていた。
「由宇くんらしい・・・
ですよね。」
「あはは,確かに。
とりあえず,
病院には行っておきます。
お世話になりました。
ご心配おかけしました。
よし,由宇,行こう。」
そういって,朔は
由宇をひょいっと抱えた。
「あ,さくちゃん,
ひよりせんせいが
みてくれたの。」
「え?あ・・。」
朔は由宇のことに
夢中で,陽和が近くに
いたことに気が付いて
いなかった。
「あ・・・
あ・・えっと,
本当にありがとうございました!
陽和先生!」
「あ・・は・・・
は・・・い・・
あの・・
お・・だいじに・・・。」
陽和は久しぶりに朔と
交わした言葉に
顔を真っ赤にしていた。
「じゃあ,失礼します!」
そういって・・・
朔は由宇を抱えて,
病院へ急いだ。
「ありがとうございました。
まあ,大丈夫だとは思うけど
よかったわ。」
古川先生はそういって
陽和に頭を下げた。
「あ・・いえ・・・。」
陽和は呆然としつつ
職務に戻った。