朔旦冬至 さくたんとうじ ~恋愛日和~



「ご・・・ごめん・・。


 い・・・いいの・・・

 朔ちゃん・・・あの・・・



 わ・・私が・・・・


 朔ちゃんに・・・




 つ・・・伝えたかった

 ・・・だけ・・だから。









 あの・・・

 ごめん・・なさ・・・い・・

 迷惑・・だったよね・・・




 おやすみ・・・!」








そういって陽和は
その場を立ち去った。













「え・・・・。


 陽和・・・・。」

















朔は呆然とその場に
立ち尽くしていた。


 え・・・・。


朔はしばらくその場を
動けずにいた。


 ・・・今のって・・・・

 告白・・・?

 え・・・

 現在・・進行形・・・・
 だったよな?







 え・・・?




 陽和・・・・・









 俺の事・・・・









 好き・・・って





 言ってくれたの?











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