甘苺
「俺。最後までかっこ悪いね。」
「そんなことない!だって 」
「おねーちゃん〜新さん〜ケーキ食べよー.........ってえぇ!何してるんですか。こんなところで恋愛ごっこ?」
「ふぇ!」
見つかった!やばい!どう言い訳しよう。
玲は混乱してアタフタしてる。
全否定しようとしたら隣から冷静な声がした。
「ん。そーだよ...恋愛ごっこしてた。」
え。
「彩。ベット連れてってほしい。」
NOーーー!妹の前で紛らわしいことを
とりあえず連れて いこう。
「れ、玲も手伝うよ!」
「ありがと。でも迷惑かけたくないからいいよ。気持ちだけ」
「迷惑とかじゃなくて、その〜なんていうのかな。ほっとけない。」
本郷くんは玲の頭をポンポンして
ニコッと笑って 私の耳のそばで いこう。
と呟いた。