同居は大変?!~2~
。○一花side
今は空き教室。
朝陽、やっぱり助けてくれた。
「朝陽ぃー…」
「一花…」
別れを切り出されたことよりも
今は助けてもらってすごい嬉しい気分で
別れたことなんて忘れてた。
「ごめん…俺…」
「ううん、助けてくれてありがとう!
私ね?朝陽のこと信じてたんだよ!
保田先輩に詳しくは言えないけど
朝陽を信じてやれって言われて
事情はわかんなかったけど
朝陽に何か事情があるんだって思って
ずっと信じてた…」