超能力者も恋をする
3
トントントントン。
ジューっ。
リズム良く包丁の音がする。
まだまだ眠っていたいが、何やら香ばしい香りもしてきて、その香りに誘われてすみれは眠い目を擦りながら目を覚ました。
目を開けると、上には見なれない天井で、横を見ると、これまた見なれないこげ茶のクローゼットがあった。片隅には段ボールが何個か積み重なって置いてある。そしてすみれは床に敷布団が引かさっていてその布団の上で寝ていたようだ。
「…どこ、ここ?」
どうやらすみれは見知らぬ部屋にいるようで、驚いて一気に眠気が飛んで行きガバッと布団から飛び起きた。
右手の方にドア見えたので出てみようと布団から出ると、自分の服装の変化に気づいた。
「何!?これっっ!?」
下は紺色のジャージのハーフパンツを履いているがダボダボですみれには一回り程デカい。
上は白いTシャツでこれも大きくお尻をすっぽりと覆う程の長さだ。
明らかに女物で無い衣類を身につけている事にパニックになって思わず大きな声を上げてしまった。
ジューっ。
リズム良く包丁の音がする。
まだまだ眠っていたいが、何やら香ばしい香りもしてきて、その香りに誘われてすみれは眠い目を擦りながら目を覚ました。
目を開けると、上には見なれない天井で、横を見ると、これまた見なれないこげ茶のクローゼットがあった。片隅には段ボールが何個か積み重なって置いてある。そしてすみれは床に敷布団が引かさっていてその布団の上で寝ていたようだ。
「…どこ、ここ?」
どうやらすみれは見知らぬ部屋にいるようで、驚いて一気に眠気が飛んで行きガバッと布団から飛び起きた。
右手の方にドア見えたので出てみようと布団から出ると、自分の服装の変化に気づいた。
「何!?これっっ!?」
下は紺色のジャージのハーフパンツを履いているがダボダボですみれには一回り程デカい。
上は白いTシャツでこれも大きくお尻をすっぽりと覆う程の長さだ。
明らかに女物で無い衣類を身につけている事にパニックになって思わず大きな声を上げてしまった。