超能力者も恋をする
キラキラした目で先輩は矢継ぎ早に言って来る。その興奮した様子に今度はすみれが目を丸くした。
「…私が?すごい?かっこいい?
本気で言ってるんですか?
先輩は、この力が気持ち悪くないんですか?」
「何で気持ち悪いんだよ?超能力が使えるなんてかっこいいじゃないか?!憧れるな〜。俺みたいな普通の奴は使えないんだぞ。」
すみれはあまりに予想と違う加藤先輩の様子に、ただただ驚くばかりだった。
すみれを否定しないばかりか、肯定してくれて、ましてやかっこいいだなんて!
今まで目立たないように生きてきたすみれにとって、こんな風に言われたことがなかったので戸惑うばかりだ。
「…私が?すごい?かっこいい?
本気で言ってるんですか?
先輩は、この力が気持ち悪くないんですか?」
「何で気持ち悪いんだよ?超能力が使えるなんてかっこいいじゃないか?!憧れるな〜。俺みたいな普通の奴は使えないんだぞ。」
すみれはあまりに予想と違う加藤先輩の様子に、ただただ驚くばかりだった。
すみれを否定しないばかりか、肯定してくれて、ましてやかっこいいだなんて!
今まで目立たないように生きてきたすみれにとって、こんな風に言われたことがなかったので戸惑うばかりだ。