超能力者も恋をする
すみれが半分程食べた頃、先輩はやり残した仕事があるからと、先に出て行った。
「いってきまーす。」
「行ってらっしゃい。」
カレーの残りを食べながらすみれは考えた。
やっぱり、すみれはこの生活が好きで気に入っている。
だから好きだと気づいたものの、何も行動していない。もし、すみれが好きと言ったらきっとこの先輩との生活は今と同じ様にはいかなくて、変わってしまうだろう。
(そんなの嫌だ。)
そうなる位なら、今はこのままこの流れに身を任せていた方がいいと思う。
これが正しいのか分からないが一晩寝ずに出した答えがそれだった。
今は、先輩とご飯を一緒に食べたり、TVを見ながら一緒に笑ったり、いってきますやただいまを言える事が何より今のすみれにとっては幸せだった。
「いってきまーす。」
「行ってらっしゃい。」
カレーの残りを食べながらすみれは考えた。
やっぱり、すみれはこの生活が好きで気に入っている。
だから好きだと気づいたものの、何も行動していない。もし、すみれが好きと言ったらきっとこの先輩との生活は今と同じ様にはいかなくて、変わってしまうだろう。
(そんなの嫌だ。)
そうなる位なら、今はこのままこの流れに身を任せていた方がいいと思う。
これが正しいのか分からないが一晩寝ずに出した答えがそれだった。
今は、先輩とご飯を一緒に食べたり、TVを見ながら一緒に笑ったり、いってきますやただいまを言える事が何より今のすみれにとっては幸せだった。