未知の世界3
「今日、、、、、泊まり、、、、、」
再び頭がボーッとして意識を失うかと思った。
「食事は先に食べたぞ。食べれるか?」
と聞かれ、テーブルに目をやると、ご馳走が並んでいた。
美味しそう!
「はい、食べます。」
と言い、私は起き上がり、テーブルの前に座った。
「無理しなくていいからな。病み上がりの病み上がりなんだから。」
まぁ、退院翌日で、風呂場でのぼせて、今目が覚めたところだからね、、、、、
私はさっそくご馳走を食べ始めた。
黙々と、、、、
ハッと視線を感じて目をやると、私をジッと見ている幸治さん。
「へ?」
何、何?
「あぁごめん。すごい真剣に食べてるから、よっぽどお腹空いていたんだと思ってたら、つい見入っちゃって。」
う、恥ずかし、、、、、食い意地が張ってるところがバレちゃう。
ところで幸治さん、いつも呼び出しがあるからってあまりお酒を飲まないのに、今日は缶ビール5本もあけてる。。。。