未知の世界3

目を覚ました。




同じベッドで寝てる。





夜なのか、誰も近くにいる気配がない。





寝ようと思えば、また寝れる気がする。



 

そんなとき、どこかから声が聞こえてきた。





「今日は、病院で過ごさせます。





私は一度、自宅に戻って、明日また迎えに来ます。」





幸治さんの声。




「まぁ、年頃だし。





それに医学部は、誰にだって辛い試練だからな。






あまり佐藤先生が悩まないように。」





誰かと喋ってる。





聞いたことのある声だけど、思い出せない。





やっぱり私は、幸治さんにとってはお荷物なんだよね。











もう家を出よう。







< 13 / 291 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop