未知の世界3
進藤先生がうちに寝泊りするってことは、、、
私はまた病院のように監視されるってことかぁ。
はぁ。
あ、でも先生も夜遅くまで病院で仕事されてるから、私と会う機会なんてないんだね。
まぁ、いいか。
と思いながら湯船に体を入れると、
「キャッ!」
いたーーーーーーーーーい!!!!!
しみる!!!
膝を見るとまだ完全に治っていないことを思い出した。
シャワーしかダメだったんだ。
とその時、脱衣所の扉が開く音がした。
「かなっ!どうした!大丈夫か?」
と浴室の扉のシルエットで、幸治さんが入ってきたことがわかった。
「大丈夫ですっ!開けないでくださいっ!」
私は裸をまた見られると思い、すぐに入らないように言った。
「あぁ。大丈夫か?どうした?」
「、、、、、、、怪我してた膝のことを忘れて、湯船に浸かっちゃって。
ごめんなさい。」
「そうか、傷は大丈夫か?シャワーだけにしとけよ。」
と言われ、シャワーで体を洗って、お風呂を出た。