未知の世界3
私はテーブルに、幸治さんと進藤先生はソファでくつろぎながらビールを飲んで、仕事の話をしている。
小児科の子供たちの病気の話をしている。
なにやら難しい話ばかり。
私はそんな二人の話を聞きながらコーヒーを飲んでいたけど、すぐに睡魔が襲ってきた。
コクン
と頭が一度落ちて、ハッとした。
はぁ、眠い。
なんて考えていると、
「あ!!!薬飲んだ??」
と進藤先生に言われて、忘れていたことに気づいた。
その私の顔を見た幸治さんは、
「かなー!自分のことだろ?ここは病院じゃないんだから、ちゃんと飲めよ。」
うぅ。そんな風に言わなくてもいいじゃない。
「ごめんなさい。」
と小さな声で謝り、自分の部屋へ薬を取りに行った。