未知の世界3
「ケホッ」
息苦しくて起きた。
あのまま寝ちゃったんだ。
「ケホケホッ」
体を起こすと、時刻は日が変わる前だった。
私は薬を持って、リビングに行った。
リビングの扉を開けると、リビングにいた二人が一緒に私を見た。
「は?お前、その手にしてるのって、、、、、、、、、、、」
薬です。。。。。
「まだ飲んでないの?」
幸治さんに続き、進藤先生が追い打ちをかける。
「ご、ごめんなさい。部屋に行ったまま寝ちゃって。」
「いいから早く飲め。」
と言って、幸治さんが私に水を持ってきてくれた。
「はぁ、部屋に行ってからやけに遅いと思ったけど、まさかまだ飲んでないとは。」
「ごめんなさい。」
ひたすら謝るしかない。
「かなちゃん、ちょっとソファに来て。」
はぁ、今度は診察、、、、、
私は渋々振動先生の隣へ腰掛けた。
「お酒臭いけどごめんね。」
と言いながら、私の服を上げて、鞄から取り出した聴診器を私の胸に当てる。