未知の世界3
いっちゃんは、ご飯を食べながら、寝てしまっていた。
私は食器を片付け、そのまま二時間ほどいっちゃんを寝かせた。
それから医局で、患者さんのカルテに見を通し終えると、そろそろいっちゃんを起こす時間だった。
医局に残っていた先生に、病棟へ行く旨伝えて、私はいっちゃんの部屋へ行った。
寝ているいっちゃんを起こし、少し話をした後、いっちゃんに本の読み聞かせをした。
いっちゃんが眠くならないように、雑談も混ぜながら、夕方まで病棟で過ごした。
ようやく夜となった。
消灯よりも早いけど、食事を終え、沐浴を終えたいっちゃんはうとうとし始めたので、寝させることにした。