未知の世界3
車を運転する幸治さん。
助手席に座っているだけなのに、妙に運転席が気になってしまう。
チラッとみると、まっすぐを見据えて運転している幸治さん。
幸治さんがそれに気づき、私に目をやる。
はっ!
として、すぐに目線を戻す。
私、なんでこんなに意識してるの?
もしかして、、、
これが、翔くんの言ってた『好き』っていうこと?
どうしようもない心の中のモヤモヤ。
無性に幸治さんが気になる。
考えていないときがない。
これなのかな?