未知の世界3
私はとにかく気になっていた。
この気持ちが一体どういうものなのか。
気になって、気になって。
翔くんに電話した。
「翔くん、一つ聞いてもいい?」
これって、もしかして、、、
翔くんとの電話を終えると、私の心はスッキリしていた。
そうだったんだ。
これが『好き』という気持ち。
でも妹だよ?って、翔くんに聞いたら、
「戸籍上は違うだろ。真剣に好きになってもいいと思うぞ。
なんて、好きな女に言いたくないけどな。」
と言って笑ってた。
翔くんごめん。翔くんもこんな想いをしてたんだよね。
辛い想いをさせて、
ごめんね。