あなたに包まれて~私を分かってくれる人~
お互いを正面に座る形となった。

「何だかこんな風に顔を見られると恥ずかしいね。」

そう言いながらも私は郁也から視線を外さない。

「感じている萌香の顔が見たいな。」

郁也は私の脇を抱え、引き寄せた。

「もう大丈夫かな。」

郁也はそんな風に言って、私の下半身の中心を撫でた。

「きゃ。」

私はびっくりして声を上げた。

「エロい声出すなよ。」

そう言って郁也は私の手を自分の下半身に持っていく。

男の人そのものを手で触れたのは初めてだ。

私は力を入れ過ぎないように、恐る恐る手で感じる。

「萌香、自分で入れてくれる?」

「でも私、どうしたらいいか…。」

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