あなたに包まれて~私を分かってくれる人~

やっぱりここは落ち着く。

温かい郁也の胸の中。

「萌香、もう夕飯なんてどうでも良いんだけど。」

郁也がそう耳元で囁く。

「萌香を食べさせて。」

そんなそんな甘い郁也の誘惑。

郁也に安心させてもらって、すごくお腹が空いてきたんだけど、この際これは内緒にしておこう。

私は微笑んで、郁也にうなずいた。















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