あなたに包まれて~私を分かってくれる人~
「でも一緒に居られる。」

郁也は満足そうに答えた。

「毎日萌香の顔が見られたら、それでいい。俺の精神安定剤だ。」

「私もそうだよ。でもこんなに早く一緒に居られるようになるなんて…。」

「親父さまさまだな。」

二人でこうやって笑っているだけで幸せだ。

私は郁也の胸に納まった。




















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