星降る夜に-旋律の歌姫-
*律*
長い入学式が終わった。
いつの時も校長先生の話は長いこと。
教室に行くと、黒板には席順の表が貼られていた。
「僕の席は~...」
窓際後ろから2番目。場所的にはいい席だ。
というか、出席番号じゃないんだ...。
「あれ?」
僕の隣の席が空席になっていた。
表を見る。その席は月詠奏-つきよみかなで-という人の席らしい。
入学式から欠席だなんて、どんな人なんだろう。
教室に先生が入ってくるとさっそくHRが始まった。
この学園では午前中は通常授業で午後はそれぞれのコースに分かれ活動するらしい。
歌手・アイドルコースと作曲家コースはパートナーを組、テストを行う。
という流れらしい。
パートナーかぁ...。周りを見ても知っている人なんてほとんどいない。
パートナー、というより友達すらできるのかなぁ...。
内気な性格でドジでダメダメな僕に友達なんて出来る訳ない。
「はぁ...」
ため息をついた。先が思いやられるよ...。
長い入学式が終わった。
いつの時も校長先生の話は長いこと。
教室に行くと、黒板には席順の表が貼られていた。
「僕の席は~...」
窓際後ろから2番目。場所的にはいい席だ。
というか、出席番号じゃないんだ...。
「あれ?」
僕の隣の席が空席になっていた。
表を見る。その席は月詠奏-つきよみかなで-という人の席らしい。
入学式から欠席だなんて、どんな人なんだろう。
教室に先生が入ってくるとさっそくHRが始まった。
この学園では午前中は通常授業で午後はそれぞれのコースに分かれ活動するらしい。
歌手・アイドルコースと作曲家コースはパートナーを組、テストを行う。
という流れらしい。
パートナーかぁ...。周りを見ても知っている人なんてほとんどいない。
パートナー、というより友達すらできるのかなぁ...。
内気な性格でドジでダメダメな僕に友達なんて出来る訳ない。
「はぁ...」
ため息をついた。先が思いやられるよ...。