小さな恋の物語 *短編集*
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「あの……、話って?」



 その日のお昼休み。



 私は隣のクラスの橋田くんに呼ばれた私は、その子と共に学校の屋上に来ていた。



 私に話って何だろうね?




 すると橋田くんは意を決したような顔をして私を身構えた。



 そして。



「あの、俺っ」



「……?」
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