無の王

茶道部

飛鳥に告白をされてから2週間ぐらい経った。



俺は昼休み、放課後に屋上で飛鳥と毎日会っている。


毎日飛鳥と話していると分かったことがある。


飛鳥はどうやら茶道部らしい。


飛鳥は母親が茶道の習い事を経営している見たいで、飛鳥もそれに影響されて茶道をしているみたいだ。


そして俺は昨日、飛鳥から人数合わせの為に茶道部に入ってくれと言われた。



どうやら茶道部は飛鳥と3年の先輩一人の部活らしい。


しかし、文化部は最低でも三人は部員が居なければならないので廃部を回避するために俺に部に入ってくれということである。


最初、俺は茶道の経験が無いから無理と言ったんだが、飛鳥がどうしてもと言うから入ることにした。



俺は特に何もせずに、居るだけで良いらしい。


幸いにも部活は週三回である。


それも部員が集まる日を決めて部活をするからバイトに影響は無いのだ。


今日の放課後に飛鳥と茶道部に顔見せに行く。


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