裏ギフト
「そう……なのかな?」
あたしはジッとウサギのストラップを見つめる。
心臓はドクドクと高鳴り、嬉しさが胸に膨らんでゆく。
しかし……。
後方から聞こえて来た声に、そんな思いはいとも簡単にかき消されてしまったんだ。
「これ、あげるよ」
永遠のそんな声が聞こえて来て、あたしは振り向いた。
そこには結香がいて、手には白い袋を持っていた。
「なに?」
そう聞きながら袋の中に手を入れ、モコモコのクマの形をしたストラップを取り出した。
「わぁ、可愛い!」
「最近元気がないから、ちょっとでも喜んでほしくて」
永遠がそう言い、照れたように頭をかく。
あたしはジッとウサギのストラップを見つめる。
心臓はドクドクと高鳴り、嬉しさが胸に膨らんでゆく。
しかし……。
後方から聞こえて来た声に、そんな思いはいとも簡単にかき消されてしまったんだ。
「これ、あげるよ」
永遠のそんな声が聞こえて来て、あたしは振り向いた。
そこには結香がいて、手には白い袋を持っていた。
「なに?」
そう聞きながら袋の中に手を入れ、モコモコのクマの形をしたストラップを取り出した。
「わぁ、可愛い!」
「最近元気がないから、ちょっとでも喜んでほしくて」
永遠がそう言い、照れたように頭をかく。