裏ギフト
クッションは普通縫い目が見えないように縫い合わされている。
だけどこのクッションは縫い目が表に出ているのだ。
フカフカの毛を指先でどけてそこを確認してみると、5センチほどの縫い目が見えた。
「手縫い……?」
その乱雑な縫い目にあたしは呟いた。
生地の引きつりもあるし、最後の玉止めも雑だ。
あたしはハッとしてカバンにつけているウサギの耳を手に取った。
そして縫い目を探す。
「あった!」
ウサギの耳の下に縫い目はあり、やはりそれは裁縫に慣れていない人が乱暴に縫いつけたように見える。
そして出窓に置いてある毛玉を確認した。
「これもだ……」
送られてきたすべてのものが手作りだ。
だけどこのクッションは縫い目が表に出ているのだ。
フカフカの毛を指先でどけてそこを確認してみると、5センチほどの縫い目が見えた。
「手縫い……?」
その乱雑な縫い目にあたしは呟いた。
生地の引きつりもあるし、最後の玉止めも雑だ。
あたしはハッとしてカバンにつけているウサギの耳を手に取った。
そして縫い目を探す。
「あった!」
ウサギの耳の下に縫い目はあり、やはりそれは裁縫に慣れていない人が乱暴に縫いつけたように見える。
そして出窓に置いてある毛玉を確認した。
「これもだ……」
送られてきたすべてのものが手作りだ。