裏ギフト
「そうだね、侑里さえよければそうしよう」


「あたしは構わないよ」


あたしは頷く。


結香イジメも順調だし、うまくいけば来週には送り主を見つける事ができるかもしれない。


そう思うと、気持ちが高鳴った。


送り主が永遠ならいい。


そんな気持ちが更に強くなる。


「じゃぁ、今日はもう帰るね」


「うん。明日学校でね」


そう言い、あたしは2人に手を振ったのだった。
< 141 / 382 >

この作品をシェア

pagetop