裏ギフト
ミミズはグネグネと抵抗するが、その体は柔らかすぎて思わず指先で潰してしまった。
プチッとした感触があり、ミミズが体を大きく跳ねさせた。
手を開いてみると持っていた部分だけミミズの体がペッタンコになっている。
慌ててあたしの手から逃れそうとするミミズを今度は優しく手の中に包み込んだ。
そしてまたブロックに手をかけ、それをずらす。
その下からはダンゴ虫とカエルが出て来た。
ここは土を好む生き物たちの家なんだ。
あたしはそれを見てニヤリと笑う。
袋、あったっけ。
そう思いカバンの中を探す。
出て来たのはお弁当を入れていたきんちゃく袋だ。
小学生の時からずっと使っているためヨレヨレで色も劣化してきている。
これでいいや。
プチッとした感触があり、ミミズが体を大きく跳ねさせた。
手を開いてみると持っていた部分だけミミズの体がペッタンコになっている。
慌ててあたしの手から逃れそうとするミミズを今度は優しく手の中に包み込んだ。
そしてまたブロックに手をかけ、それをずらす。
その下からはダンゴ虫とカエルが出て来た。
ここは土を好む生き物たちの家なんだ。
あたしはそれを見てニヤリと笑う。
袋、あったっけ。
そう思いカバンの中を探す。
出て来たのはお弁当を入れていたきんちゃく袋だ。
小学生の時からずっと使っているためヨレヨレで色も劣化してきている。
これでいいや。