裏ギフト
それは永遠の汗の香りと混ざり合い、まるで麻薬のような効果を生む。


ツクンッと胸の奥がうずいた。


欲しい。


永遠が、欲しい。


自分の生殖器がうずくのを感じる。


まるで、そこだけ別の生き物になってしまったかのようにジンジンと熱を帯び、湿り始める。


あたしはスカートの上から下腹部をグッと押さえ、その感情を押し殺した。


そして1口……永遠の栄養ドリンクに口を付けたのだった。
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