裏ギフト
泊まり
結局、翔真は一度家に戻ってからあたしの家を訪れた。


玄関先に立っている翔真は私服姿で、メガネからコンタクトレンズに変わっていた。


服は最近の流行り物とブランド物を嫌味なく取り入れていて、すごくオシャレだ。


学校で見る翔真とは全くの別人で、思わず棒立ちになって見惚れてしまった。


「なにぼーっと見てんだよ」


「べ……別に。早く上がれば?」


そう言っている自分の顔が真っ赤になるのを感じていた。
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