裏ギフト
☆☆☆
そして翌日。
「おい、そろそろ起きろ」
そんな声がしてあたしは目を覚ました。
まだ重たい目を無理やり開けると目の前に翔真の顔があって、一瞬にして目は覚めた。
「今、何時?」
体を起こしてそう聞くと「朝の3時」と、言われた。
昨日布団に入ったのが11時30分だから、ほとんど眠れていない。
でも、ギフトは夜明け前に届くから丁度いい時間帯だ。
眠気でふらつきながらベッドを出ると、翔真があきれた顔を浮かべた。
「どうしてもっと早く寝ないんだよ」
「だって……」
一つ屋根の下に翔真がいると思うと、やっぱりなかなか寝付けなかったのだ。
だけど、そんな事を言うとまたバカにされそうだからやめておいた。
「君の部屋からポストが見えるんだろ?」
「うん、そう。こっちの窓だよ」
そして翌日。
「おい、そろそろ起きろ」
そんな声がしてあたしは目を覚ました。
まだ重たい目を無理やり開けると目の前に翔真の顔があって、一瞬にして目は覚めた。
「今、何時?」
体を起こしてそう聞くと「朝の3時」と、言われた。
昨日布団に入ったのが11時30分だから、ほとんど眠れていない。
でも、ギフトは夜明け前に届くから丁度いい時間帯だ。
眠気でふらつきながらベッドを出ると、翔真があきれた顔を浮かべた。
「どうしてもっと早く寝ないんだよ」
「だって……」
一つ屋根の下に翔真がいると思うと、やっぱりなかなか寝付けなかったのだ。
だけど、そんな事を言うとまたバカにされそうだからやめておいた。
「君の部屋からポストが見えるんだろ?」
「うん、そう。こっちの窓だよ」