裏ギフト
「今週の土曜日、また泊まりにいってもいい?」
「えぇ!?」
あたしは思わず大きな声を出してしまう。
翔真には興味を持ち始めているけれど、2週連続で泊まりに来るなんて考えてもいなかった。
それに、今週お母さんは夕方には帰ってくるはずだ。
さすがに、そんな中翔真を止めるわけにはいかない。
あたしがそう説明すると、翔真は本当に残念そうな顔をして肩を落とした。
「たとえばさ、他にも友達を呼んで泊まるっていうのはダメなのか?」
歩きながら翔真は更に聞いてくる。
「友達って……誰を?」
そう聞くと、翔真は宙に視線を泳がせて「そっか、友達なんかいないのか」と、ため息をはき出した。
それはとても失礼な言葉だったけれど、その通りだから反論する気もない。
それからあたしたちはギフトの話をしながら分かれ道までやってきた。
「どうしても、ダメか?」
「ダメだってば」
「えぇ!?」
あたしは思わず大きな声を出してしまう。
翔真には興味を持ち始めているけれど、2週連続で泊まりに来るなんて考えてもいなかった。
それに、今週お母さんは夕方には帰ってくるはずだ。
さすがに、そんな中翔真を止めるわけにはいかない。
あたしがそう説明すると、翔真は本当に残念そうな顔をして肩を落とした。
「たとえばさ、他にも友達を呼んで泊まるっていうのはダメなのか?」
歩きながら翔真は更に聞いてくる。
「友達って……誰を?」
そう聞くと、翔真は宙に視線を泳がせて「そっか、友達なんかいないのか」と、ため息をはき出した。
それはとても失礼な言葉だったけれど、その通りだから反論する気もない。
それからあたしたちはギフトの話をしながら分かれ道までやってきた。
「どうしても、ダメか?」
「ダメだってば」